天使の傷
どんなに優しい天使だって、強い天使だって、傷つく事ってあるんじゃないかな?って思う。
だから、人間が傷だと思う事なんて、もっともっと沢山あって、受け止める事すら出来ないとか、深い深い傷を追う事はあると思う。
生まれてこの方、大なり小なり傷ついた事がないなんて人は誰1人いない。
もし、今のあなたが、傷を負ってるとしたら、必ず相手がいるんだと思う。
その原因が、動物であれ、人間であれ、他の物であれ、相手があって初めて、傷ついたり、傷つけられたりしていると思う。
でも、それって必要な事だし、避けては通れない。
何故なら、次へのステップだと思うから。。
ある時は、今の自分にとって、残酷すぎる事だったり、どんなに頑張っても手の届かない儚さを感じる事だってあるだろう。
そんな事、お構いなしに、時と言う「線」は淡々と進み続ける。
そう、無常に。。
相手が何であれ、たった1度でも角度がずれると、交わる事はない。
むしろ、1度外側に向くだけで、当たり前の様に、淡々と「線」は離れていく。
どちらも向かず、真っ直ぐなら、その相手とは、ずっと平行線で終わる。
時が描く「線」って、あまりにも無常過ぎるかもしれない。
でもね?
あなたの持つ「線」がどんなだろうと、必ず何かと交わる時は来る。
出会いもその1つ。
相手が生命であろうが、物事であろうが関係ない。
必ず、交わる時は来る。
もし1度外側に向いて、大切な物を失い傷ついているとしたら、他の誰かとか何かから見たら、内側に1度向いているのかもしれない。
それは、途切れない限り、必ず交わる。
時は無常で、残酷かもしれない。
でも、過去から思い出になる瞬間を与えてくれたり、傷が勲章になる瞬間を与えてくれたりする。
そう、「瞬間」だけどね?
どんな傷のつき方をしようが、思い出になった瞬間、何故か良い部分しか覚えてなかったりする。
それは、傷を受け止めたからこそ、貰えるご褒美。
今のあなたは、その「瞬間」やその「瞬間が来る事」を大事にしたり、楽しみにしたりしてる?
複雑に絡み合った「線」って疎ましく思う事もあるかもしれないけど、交われるのってほんの一握りしかない。
一生のうちに、交われる「線」って、限られてる事に気が付いてる?
傷を負ってしまったって事は、交われた証拠。
離れて行ってしまう残酷な現実を受け止めないといけない時もあるかもしれないけど、無常に時が「線」を引き続ける以上、もう次の交わりに向かって進んでるって事。
時は無常だけども、時しか解決出来ない事だってある。
今、あなたがすべきことは何?
どんなに優しい天使だって、強い天使だって、傷つく事ってあるんじゃないかな?って思う。
必ず、その「瞬間」って来るんだよ?
無理して忘れたり、見ないふりをする必要なんてない。
あなたが「線」を真っ直ぐに描き続けてしまう限り、まだ見ぬ何かと必ず交わる。
次へのステップ。。
時に身を委ねながら、自分なりの傷の癒し方を学んでいく。
それが、成長。
今までも何度だって傷を負ってるはず。
それがいつしか、思い出や勲章になっているからこそ今の自分がある。
頑なにしがみついてる物。
それを手放すだけで、未来や可能性は扉を開けて待ってくれてるんだと思うよ。
飛べない時は、無理して飛ばなくたっていい。
でも、必ずその「瞬間」が来る事だけは忘れないでね?
大丈夫だよ。
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